2017年06月15日
買取詳細
査定日 | 2017年06月15日 |
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梅雨真っ只中の関東地方ですが、晴れたり、雨が降ったり不安定な天気の今日この頃ですが、本日はジャズのレコードを店頭買取にてお売りいただきました。 BlueNoteやPrestigeの米盤、国内のTBM(スリーブラインドマイス)等、様々なジャズの名盤を60枚前後お持ちいただきました。 「以前アメリカに住んでいた時に買ったもので、その当時の思い出があったりで中々踏ん切りがつかなくてね、でももうプレイヤーも無いし、またいつか聴こうと思っていたけれど、やっぱり聴かないから持ってきたよ」 とおっしゃっていました。盤はとても綺麗で、とても大事にされていた事がレコードから伝わってきます。レコードは膨大な販売データから相場を算出、買取相場が決まりますが、思い出には料金は付けられない事が大変心苦しく思います。ほどなくして査定も終わり、お電話にてご連絡いたしましたところ、快くお売りくださりました。ベニイグッドマンが安価査定だったので、お電話越しに残念そうにしておられる様子でしたが、高柳昌行が高価買取でビックリしていらっしゃいました。
「当時買った記憶も曖昧で、聴いた記憶が殆どないレコード」とおっしゃられてましたが、今TBMのレコードは、海外でも非常に需要がありますので、高価買取になります。お客様が当時好きだったレコードと、今現在の価格がマッチングしなかったようなので、少々困惑なさっていましたが、モダンジャズ、アヴァンギャルド、フリージャズ市場の成熟、近年のトップコレクター動向、音楽メディア、DJフィールドの変化と共に相場が変化します。高価なレコードだからいい音楽、安いレコードだから悪い音楽、という訳ではありません。音楽に良し悪しなどはなく、自分自身に響くか響かないか、という単純な事なのです。当店はどんなレコードでも歓迎です。ですが大事なレコードは売らないで下さい。大事なレコードでも手放す決心がついたレコードは歓迎です。そんなときには、是非当店ご利用ください。買取のご相談お待ちしております。